菜の花の種

入園式に春の彩りを添えていたあの菜の花ですが、そのまま畑で栽培し続けると種ができます。アブラナ科の黄色い花はみんな菜の花と呼ばれますが、農園ではのらぼう菜という品種を10年近く育て続けています。これは他のアブラナ科の品種と交配しにくい性質を持っているので自家採種しても品質があまり変わらないです。江戸時代初期から栽培されており、当時幕府がこの種を配り栽培を奨励したことで後の大飢饉から民衆を救ったという記録が残されています。