DAYキャンプ(各務原市少年自然の家)

 各務原幼稚園の卒園児と保護者の会である〝ミントの会〟の行事として、4月4日にDAYキャンプ(カレー作り、飯盒炊爨等)を各務原市少年自然の家にて行いました。

 

久しぶりに会うお友だちに顔もほころび、すぐに鬼ごっこ等も始まりましたが「集合!」の声がかかるとサーッと集まり、おしゃべりもやめて先生の話を聞こうとする姿に改めて『さすが!! KKの卒園児!!』と感激しました。
かまど係りと食事係りに分かれ、自然の家の先生のお話を一生懸命聞き入っていた様子でした。その後に「たくさんありすぎて分からなくなるかも…」の声。おもわず笑ってしまいましたが、自然の家の先生が「その時、その時にもちゃんと説明しますよ」と教えて下さり、安心して作業を始めることができました。

 かまど係りは穴を掘る所から始めます。力のいる作業ですが、どのグループもやる気満々でした。深さや穴の大きさ等協力しながら行う姿が印象的でした。野菜係りは、手洗いから。先生からの指導を受けた様に、念入りに洗って、材料を受けとり、皮むきをしたりじゃが芋の芽を取ったり…。
 

 真剣そのものでした。さてかまど係りは、火が消えない様に又、飯盒から泡が出たりする様子をじっと見つめ、あるグループは「ハンゴウがピリピリしたら沸騰している証拠だよ」と教えてくれたりして、私たちも勉強になりました。色々な体験が、子ども達に生きている事がとても嬉しかったです。 

  1人も遊びだす子がいなかった事にも感動しました。皆で“協力して”という言葉は最初ひと言伝えただけですが、しっかり、行事の意味合いを理解して、その時その時にやるべき事を行っていました。
また1年生から6年生まで縦割りのグループの中で、高学年の子が自然な形で援助している姿にも驚きました。年下の子が「やりやい、やりたい」と先へ先へとやってしまう中で「じゃー、これしてね。」と少し時間のかかる仕事を頼んだり「僕の後にやってみて」とお手本を示したり。教師は見守っているだけで、グループが良い雰囲気で成立していました。ついつい「あ、危ない」と止めてしまいがちな事も、じっと待って見守る中でうまく子ども同志、危険を回避していた様に思います。

 全グループがとっても美味しいカレーとご飯ができ上がり、最高の笑顔で食べていました。
そして、一番の難関の後片付けでは自然の家の先生から「何度も何度もやり直しになる可能性があるので最後は先生にお願いするかも」と説明を受けていましたが、何度返されても、めげずに洗い直しピカピカにして返却する事が出来ました。OKが出た時には、跳び上がって「やった~!!」という声が上がるほど。自然の家の先生からは『やり直しで返された時に、え~っ!!と言う子がいなくて頑張れた所が素晴らしいです』とお褒めの言葉も頂きました。

そして、午後は“自然観察ビンゴ”をしました。頂いたカードの質問の植物を探したり葉っぱで笛を吹いたり、たくさん歩きましたが笑顔いっぱいのたのしい散策でした。
子どもの成長が、本当に嬉しくて、各務原幼稚園で育てた目には見えにくい様々な力が生きている事を感じた一日でもありました。

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 以前のブログ
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