実習生さんからのエピソード<その2>

待っている時間も、楽しい時間

長い竹の上を足を落とさないように渡る遊びがありました。
大きい子が小さい子の手をつないで一緒に渡ったりしていました。
その時に、小さい子が竹から落ちずに渡っているところを見て、大きい子が「Fちゃんすごく上手。」と言って並びながら見ていました。
大きい子は、自分も竹渡りをやりたくて待っているところですが、今一生懸命渡っている子を見て、応援や褒めてあげていました。
その子にとっては、待っている時間も、Fちゃんやその周りの子との楽しい竹渡りの時間になっているのだと分かりました。
待っている時間と思っていたのは、私のほうで、実際に待っている子達は、友達の渡り方を見ながら、とても楽しそうにしていました。
子どもの目線になって同じようにFちゃんを見ていたら気づくことが出来ました。