新年度で新しい始まりを迎えるにあたっての親の心構

あと1ヶ月余りで新年度スタート。

今回は新年度で新しい始まりを迎えるにあたっての親の心構えのお話しです。

保育園・幼稚園に通い始めるのは親子共にドキドキするもの。
新しい環境になるのは親子一緒ですものね。

ついつい大人の方が入園後の心配をしがちです。
「朝泣かないかな?」 「ちゃんと友達と遊べるかな?」
「先生に自分から“おトイレ行きたい!”って言えるかな?」などなど。

子どもはその不安を敏感に感じ取ります。
おもらしがひどくなったり、目をパチパチさせるチックが始まったりもあるかも知れません。

帰って来てからも家族皆で「今日は楽しかった?」「誰と遊んだの?」「何したの?」と
子どもを質問攻めしがちです。
幼稚園や保育園の慣れない環境で1日気を張って過ごし帰宅してホッとしたのも束の間、
周りの大人から質問攻めにされたら子どもの気持ちはどうでしょう?

「そっとしておいて!」との気持ちが強くなり、
話したいと思う気持ちがあっても その気持ちは失せてしまいます。

そこは周りの大人が聞きたい気持ちをぐっとこらえて見守ることが大切です。
無理に聞き出す必要はないのですから。

入園後のことを色々心配するよりは
親子で楽しんで一歩を踏み出すように意識を変えてみましょう。

例えば、仕事でお迎えがいつもより遅くなった場合「お迎え遅くなってごめんね・・」と
つい言葉をかけてしまいますが、
待っている間お友達と楽しく遊んでいたことが
マイナスイメージに変わってしまうかもしれません。

「遅くまで元気に遊んでくれてありがとう。」と言葉を変えるだけでも
子どもにとっては、待っている時間=楽しい時間になるはずです。

そして登園前と降園後、ギュッと抱き締めて、
たくさんたくさんスキンシップを取る様に 心掛けてみましょう。
それだけで子どもはホッとして安心するはずです。

4月から楽しく安心して新年度がスタート出来ます様に・・・