今回は〝我が子との関係づくり〟についてです。
我が子と言えども、親の所有物ではなく1人の人間です。
小さいからといって大人が支配する接し方は望ましくありません。
子どもとの関係性も2つの型があると言われています
①「親が王様👑」
親が命令口調で「~しなさい!」「ダメでしょ!」と言うことが多く、
子どもは怖くて常にビクビクしながら、
親の顔色をうかがいながら言う通りにしか動けなくなります。
例えば、積み木で遊んでいても「こうすると高く積めて倒れないでしょ。」
「なんでそんな所に積み木を置くの?だから壊れるんじゃないの!」などと手と口を出し
親の考えを優先させ、子どもの気持ちややる気を無視します。
又、自分中心の考えから常にスマホを手に持ち、
画面ばかり見て子どもが話しかけても画面に目を落とし
顔も見ようとせず、話も聞かないです。
②「子どもが王様型👑」
子どもの意思を尊重する、子どもがやりたいとの気持ちを1番に考えたいからと
子どもに注意を促したり我慢させることをしないことなどがあります。
例えば、スーパーに買い物に行き
「これ買って!」と床に寝転んだり、泣き叫んでも子どもの思いを優先して買ってしまう。
ご飯を食べている時に、ふざけて机の上に登っても、
自由に伸び伸びとの思いから注意をしないなど
「仕方ないね。小さいから。」と子どもの思いが何でもまかり通してしまいます。
これから子ども達が成長していく過程で「子どもを王様」にしてしまう人は、
反対に自分も王様になりやすくなります。
例えば、幼稚園の時 準備も何もかも親が家来のようにしていると
小学生になっても、してもらうのが当たり前の考えが子どもに根付きます。
「ちゃんと給食袋、準備してよね💢!」と親に怒ったり、
大人になっても「お母さんのせいで私はこうなってしまったのよ!」と
失敗したことなど親のせいにすることもあるのです。
子どもも親も、意思と感情がある1人の人間です。親中心でもなく子ども中心でもない
「あなたも大切、私(自分)も大切」という程良い関係を見つけ、
毎日を笑顔で、そして日々穏やかに過ごすことが出来るといいですね🧡
