今回は子どものおやつとお菓子についてです。
人間の体も脳も神経物質も全て食べ物で出来ています。
大人の場合「これは辛そうだな。」「こっちは甘いのかな。」との判断が
ある程度つきますが、幼児は食を選べません。
大人と同じものを食べることは塩分や糖分を取り過ぎる事になります。
しかし、スーパーやコンビニには大人から見ても
派手なパッケージや袋に入ったお菓子や着色料に染まったジュースなど
色彩や刺激的な絵で子どもの目を引く物がたくさん並んでいます。
又、家庭にもジュース🍹やアイスクリーム🍨があるのが
当たり前の状況が増えているのが現状です。
では、幼児にとってのおやつとは何でしょうか?
大人のおやつ🍘は栄養補給というより、
お菓子とお茶で一息ついて気分転換を図る要素が大きいのですが、子どもは違います。
1~3歳の頃、体は小さいけれど多くの栄養を必要とします。
しかし、一度に食べられる量が少ないため3回の食事だけでは必要な栄養を取ることが出来ません。
そのため4回目の食事でエネルギー、たんぱく質、ビタミン、水分補給を補います。
つまり、幼児のおやつ=お菓子ではなく、幼児のおやつ=食事と捉えることが大切です。
お菓子🍭とジュース🍹を与えすぎるとジュースを水分補給にしている
〝ペットボトル症候群〟と言われる糖尿病予備軍になったり、
いつも何かを食べている、口が常に動いている〝小鳥族〟になったり、
当然虫歯も増えますよね。
その結果、子ども達が病気になる事態となり、
親として心が痛む状況になる可能性があることも憶えておきましょう。
ふかし芋🍠やおにぎり🍙、季節の果物🍇など
食事にもなるおやつメニューを工夫してみましょう。
「子どもが喜ぶから。」「このお菓子を渡さないとおやんちゃを言って大変になるから。」と
目先の事だけを考えるのではなく、これから身体がつくられていく我が子の事を大切にして下さい。
季節の果物や野菜を使った素朴な手作りおやつはお母さんの愛情いっぱい!
子どものニコニコ笑顔😊がもっと増えますように・・・
