虫との関わり方

秋🍂も深まり、夜には虫の音も響きます。
園庭にもカマキリやトンボ、だんこ虫などを見かけ
子ども達が目を輝かせている様子も見受けられます。

今回は子ども達が興味を持っている
〝虫との関わり方〟についてのお話です🐞

誰もが経験があるかも知れませんが
小さい頃についつい面白半分に残酷な事をした憶えはありませんか❓
それと同様なこと、例えば我が子が虫の羽をむしり取ったり
踏んづけたりしている光景を目👀の当たりにすると大人は戸惑います。

自分が無意識に同様なことをしていたかもしれないのです。

虫に詳しい大学教授の方が調査された際
多くの大学生がアリ・ナメクジ・ミミズ・ダンゴムシなど
土壌動物を殺したことがあると答えたそう。

理由としては楽しかったとの事💡

 

園でも子ども達は虫に興味津々。
虫かごに入れて嬉しそうな様子も見受けられます。

「虫🐞さんもお家に帰りたいからバイバイしてあげようね」
「お母さんと離れて寂しそうだから元のところに帰してあげようね」
などと言葉をかけて、自然に戻すようにはしています。

楽しいからひどいことをすると聞くと
大人としては怖く不安な気持ちになりますよね❓
ただし、これは好奇心のあらわれで生き物には命♥があると認識すると同時に
おもちゃを分解するのと同じ感覚とのこと。

多くの場合は一時的なものでいずれはやらなくなります。

でも親としてはやはり不安。

ついつい「やめて!可哀想でしょ!」を言ってしまう事もあるでしょう。
でも、考えてみてください。
蚊やゴキブリは私達大人もたたいているはず。
「殺すのは可哀想」と子どもに話しているのによく考えると矛盾しています💦

 

害虫と呼ばれるものも命ある虫。
「生き物の命は大切にしましょう」と子ども達には話しますが
反面、残虐性を持ち、笑いながら命を奪う事との境界線は
ハッキリここ!とは言い切れないもの。

子ども達の好奇心は大切にしつつ
その好奇心がどんな方向に向くのかを見極めることが
私達大人の役割かもしれませんね (^_-)-☆