もうすぐ新学期。幼稚園や保育園の入園の時期を迎えます
よく聞かれるのが
「まだ、おむつが取れていないですけど大丈夫ですか?」
「トイレトレーニングが全然進まないんです。」など
そもそも、排泄は人間の生理行動です。
赤ちゃんは、うんちやおしっこなどの排泄感覚も当然わかりません。
少しづつ感覚が育ち、自分で身につけて習慣となっていきます。
私たち周りの大人が、早くおむつを取らないと!
おもらしはしない様にならないと!
トイレでちゃんと出来る様にならないと!と
いくら焦っても当の本人がその気にならなければトイレトレーニングも進みません
「私はこんなに必死になってやっているのに何で出来ないの?」と
以前にお話した“何で”“何で”だけが心に残り、余計に落ち込みます
親が焦れば焦るほど
イライラを感じ取り子どもは益々おもらしが増えたり
おむつが手離せなくなったりなど不安定になるものです
まずは私たち大人がゆったりとした気持ちを持ち
神経質にならない事の方が大切かもしれませんね
トイレは怖い場所ではないこと
おむつからトレーニングパンツにして失敗しても叱らないこと
トイレで成功したらたくさん誉めてあげること
まずはこの3点を意識して向き合ってみましょう
大人の感覚として、
おむつが外れてトイレで排泄出来る事=成功と捉えがち。
それが出来ないとついつい「失敗しちゃったんだね。」と出てしまいますが、
個人差ももちろんありますし、何より子どもはよく聞いています
「失敗したら叱られる!」失敗=悪いこと と
子どもの心の中に自然とマイナスの気持ちが生まれ、
子どもは自分が否定されたと思い込んでしまいます
まずは大人が力を入れずリラックスしながら進めていく事が大切です